『エルデンリング ナイトレイン』のゲームの序盤の進め方(ゲームの基本的な流れ、キャラクターの特徴、マップ探索のコツなど)をまとめています。基本的なアクション操作は『エルデンリング』を踏襲しつつも、〈協力型サバイバルアクションゲーム〉という独自のジャンルに刷新された作品です。オンラインでの共闘要素に重きが置かれており、シングルプレイも可能ですが、基本的にはマルチプレイが推奨されています。
基本的な流れ
ローグライト形式のゲームで、1プレイごとに探索やビルドを楽しむことができます。1回のプレイは約40分程度で、以下の流れで進行します。
- チュートリアル
ゲーム開始後、チュートリアルが始まり、強敵との戦闘が行われます。この戦闘は、勝利できなくても2回敗北すればストーリーが進行します(チュートリアルボスを倒すと専用の遺物を入手できますが、無理に倒す必要はありません) - 円卓での準備
円卓に到着後、出撃前の準備を行います。特に出撃ごとに手に入る「遺物」の装備は円卓でしかできないため、必ず遺物を選んでから出撃することが重要です。プレイヤーキャラクターの選択も可能です。各キャラクターのアクションは訓練場で試すことができます - リムベルドでの探索(1日目・昼)
霊鷹に乗ってリムベルドの地に到着後、まずは近くの敵を倒し、祝福でレベル2に上げることが重要です。その後は、各地の強敵を倒してルーンを稼ぎ、祝福でレベルを上げ、強敵から得られる「潜在する力」で強力な武器や能力を入手することを目指します - 最初の夜のボス戦(1日目・夜)
一定時間が経過すると「雨の勢いが強まっている」と表示され、探索可能エリアが狭まります。その後「雨が迫り、夜が訪れる」のメッセージとともに夜のボスが出現します。このボス戦でパーティ全員が瀕死になると敗北となり、遺物とマークを得て円卓に帰還します。ボスを撃破できれば2日目に進めます - 探索と準備の継続(2日目・昼)
2日目も1日目と同様に探索を続けます。この段階ではキャラクターのレベルも上 がっているため、1日目では歯が立たなかった「恐るべき強敵」にも挑戦できるようになります。レアリティの高い武器(レア、レジ ェンド)の入手も目標となります - 2日目の夜のボス戦(2日目・夜)
2日目の夜もボスが出現します。ボスを撃破すると青い粘液のような物体が現れ 、その中に入ることで霊樹の中に移動し、3日目に移行します - 夜の王との最終決戦(3日目)
3日目は探索なしで霊樹の中からスタートします。ここでは祝福での回復やレベルアップ、商人からのアイテム購入、鍛冶台での武器強化が可能です。準備が完了したら、大ボスである「夜の王」との戦いに挑みます。撃破できればステージクリアとなり、報酬を得て円卓に帰還します - クリア後(失敗後)
クリアまたは失敗後には「遺物」や「マーク」を入手できます。遺物はキャラクターにセットすることで効果を発揮する強化要素であり、マークは通貨として遺物の購入などに使用できます。何度もプレイすることで徐々に強くなるシステムです
序盤の進め方・ポイント
序盤の10分間の行動がその後の40分から50分のプレイに大きく影響を与えるゲームです。限られた時間の中で無駄な行動を避け、効率的に動きましょう!自信がない場合は、ある程度立ち回りを理解している味方にIGL(インゲームリーダー)を任せ、その指示に従って行動することをおすすめします。これにより、死亡リスクを抑え、安定したプレイが可能です。自信がある場合は、積極的にピンを刺して味方を誘導し、チームをリードしていくのもいいかもしれません。ソロ行動は敵を倒す効率が良い反面、死亡リスクも高まりますので注意しましょう。
効率的にゲームを進めるためのポイントは以下の通りです。
- 集団行動の重視
3人での集団行動を重視することで、安全かつ効率的にキャラクターを強化できます。バラバラに行動するよりも、同じ敵を協力して倒す方が効率的です - マップを開いてピンで味方に伝えるようにしましょう
- ※マップはPS版ではタッチパッドボタン、PC版ではバックボタンで開きます。マップを開いた状態でR3(右スティック押し込み)でピンを刺すことができます
- マップには聖杯瓶、隠された情報、商人、武器棚、杖、聖印などのアイコンが配置されており、これらの場所にピンを刺すことで、自分が何をしたいかを味方に伝えることができます
- 祝福の活用
祝福に近づくとHPとFPが回復し、聖杯瓶の使用回数も補充されます。状態異常も回復できるため、ダメージを受けたら立ち寄りましょう - 聖杯瓶の最大数増加
教会にある祭壇を調べることで、聖杯瓶の最大数を増やすことができます。聖杯瓶の数は生存率に直結するため、教会は優先して向かいましょう - サブ武器の付帯効果
武器にはランダムな「付帯効果」が付与されており、所持しているだけで効果が発揮されるものが多いです。サブ武器を拾う際は、付帯効果を確認して必要なものを選びましょう - 潜在する力の獲得
フィールドの強敵やボスを倒すと「潜在する力」を獲得でき、キャラクターを強化できます。リスクはありますが、ゲームに慣れてきたら積極的に挑戦しましょう - 石剣の鍵と封牢
石剣の鍵を入手したら、各所にある封牢を攻略しましょう。封印を解除して強敵を倒すことで、ルーンを効率的に稼げます - 鍛石と鍛冶台
強敵を倒したりして鍛石を入手したら鍛冶台で武器を強化しましょう。ただし武器の強化にはレアリティに応じた鍛石が必要になるので注意しましょう - スカラベの撃破
フィールドに出現するスカラベを撃破すると、キャラクターが装備できるタリスマンを入手できます。スカラベは隠された情報を入手するとマップに表示されるようになります - 消耗品の活用
マップ各地に存在する木箱などを壊すと、消耗品が出現して入手できます。壺や松脂なども入手できるため、消耗品は温存せずどんどん使っていくのがおすすめです - FP回復手段
隠者以外のキャラクターは、FPを回復するにはマップの素材を拾う必要があります。FPの回復手段が限定されているため、戦技や魔術の使い所は考えて、ボス戦などで戦技を使えない状況は避けましょう - 移動時間の削減
ナイトレインを探索するときは、できるだけ移動の時間を減らしましょう。無理に遠方のポイントに向かうと、移動時間の分だけレベル上げや装備集めにかけられる時間が減ってしまいます。基本は近場のポイントを攻略していき、どうしても必要な場合は遠出を検討しましょう。特に坑道は地下に潜るため所要時間が長く、雨が降り始めた際に逃げ場がないというデメリットもあります - 霊鷹の止まり木と霊脈の場所を把握する
探索するときは、霊鷹の止まり木と霊脈といった移動ポイントを把握しましょう。地形によっては目的のポイントまで断崖となっており進めない場面や、範囲縮小から逃れようとしても道が塞がれて動けない場面が出てくるため、効率的な移動のために重要です - 外周から巡るルート
ルートを選ぶ際は、外周の攻略ポイントから巡るのがおすすめです。時間経過で起こる範囲の縮小は、外から内部に向けて縮小するため、最初は外周のポイントを巡り、縮小に合わせて内部を探索すれば無駄なくポイントを巡れます - 2日目以降のボス狩り
2日目のルート選びは、ボスがいるポイントを優先して巡るのがおすすめです。2日目に入る とキャラのレベルと装備もそれなりに整うため、モブ敵を倒すメリットがほとんどありません。効率的にキャラを強化するためにも、速度重視でボス狩りをするのが良いでしょう
操作テクニック(アイテム関連)
忙しい戦闘中にアイテムの選択や整理に戸惑ってしまうと、後手に回る可能性があります。以下のテクニックを習得することで、判断スピードを向上させ、自分と味方を救うことができます。
- 落ちているアイテムのその場使用
PS版では△ボタン、PC版ではYボタンと十字キー↑を同時に押すことで、落ちているアイテムをその場で使用できます。アイテム枠が埋まっている場合に非常に便利な機能です - アイテムスロットの変更(順回転)
十字キー↓でアイテムスロットを順方向に切り替えます - アイテムスロットの変更(逆回転)
PS版では△ボタン、PC版ではYボタンと十字キー↓を同時に押すことで、アイテムスロットを逆方向に切り替えることができます
キャラの特徴
ゲームを進めることで最終的に8人のキャラクターを操作できるようになります。それぞれのキャラクターは独自のアビリティ、スキル、アーツを持っており、戦闘スタイルが異なります。最強キャラ・おすすめキャラ及び各キャラクターの評価についてはナイトレイン・最強おすすめキャラと評価【エルデンリング】にまとめています!
- 追跡者
- 特徴
各種能力値がバランス良く成長するオールラウンダーで、近接武器の扱いに長けます。HPが高く、初心者にもおすすめです - アビリティ「第六感」
命の危機に瀕した際、一度だけ自動で回避します - スキル「クローショット」
鉤爪を投射して敵を引き寄せたり、自身を素早く移動させたりできます - アーツ「襲撃の楔」
鉄杭を爆発と共に打ち出す強力な一撃で、溜めることで攻撃範囲や威力が向上します
- 特徴
- 守護者
- 特徴
全キャラクターでHPが1番高く、初期装備で大盾を持っているため、特に生存しやすいタンク役です - アビリティ「ハイガード」
盾ガード中に強力なガードを行い、スタミナ消費を軽減し、カット率を向上させます - スキル「つむじ風」
前方に風を吹き上げ、敵を打ち上げて無防備にさせることが可能です - アーツ「救世の翼」
高く跳躍して急降下攻撃を行い、自身と周囲の味方を守る防御陣を展開します。瀕死の味方を一撃で救助する能力に優れています
- 特徴
- 鉄の目
- 特徴
技量に優れ、弓で遠距離から攻撃する遠距離特化キャラです。敵の攻撃を受けにくいため初心者向きですが、スキルの活用が重要です - アビリティ「目利き」
鋭い観察眼により、敵から得られるアイテムを増やし、他の仲間にも効果が発揮されます - スキル「マーキング」
ダガーで敵に弱点を作り出し、与ダメージを増加させたり、体勢を崩したりできます - アーツ「ワンショット」
あらゆる敵や地形、建築物を貫通する強力な一矢を放ちます
- 特徴
- レディ
- 特徴
技量と知力に優れ、魔術と武器を組み合わせた戦い方が可能です。最大HPは低いですが、回避能力に長けています。特定のアイテム入手とイベントで解放されます - アビリティ「華麗な身ごなし」
攻撃や回避のスタミナ消費が抑えられ、回避行動を連続2回まで行えます - スキル「リステージ」
周囲の敵に直前の攻撃を再演させ、ダメージを与えます - アーツ「フィナーレ」
周囲の味方と共に姿をくらませ、一定時間敵から狙われなくなります
- 特徴
- 無頼漢
- 特徴
高いHPと筋力が特徴の筋力特化アタッカーで、多少の攻撃ではひるまない強靭さを持ちます。スキルを活用すれば初心者でも扱いやすいです - アビリティ「闘争心」
ダメージを受けるとスキルが強化され、スキル中に攻撃を受けても倒れません - スキル「逆襲」
構え姿勢から豪快な殴りを放ち、構え中はダメージをカットします - アーツ「トーテム・ステラ」
巨大な墓石を呼び出し、周囲の味方を強化したり、矢弾を防ぐ壁として利用できます
- 特徴
- 復讐者
- 特徴
信仰とFPの能力値に優れ、祈祷を使うのに適したキャラクターです。スキルで霊体を召喚して戦わせることができますが、テクニカルな操作が求められます。特定のアイテム入手とイベントで解放されます - アビリティ「死霊術」
倒した敵の死霊を呼び出し、味方として自律行動させます - スキル「霊体召喚」
リラを奏でて3種類のファミリー(ヘレン、フレデリック、セバスチャン)のうち任 意の1体を呼び出し、共闘させます - アーツ「不死の行進」
一定範囲内の味方と共に短時間不死状態になり、瀕死の味方も立ち上がらせることができます
- 特徴
- 隠者
- 特徴
知力と信仰に優れ、あらゆる魔法を巧みに操る魔法特化キャラです。FPを回復しつつ魔法攻撃主体で立ち回ることが可能です - アビリティ「元素制御」
敵味方問わず属性ダメージを与えると発生する「属性痕」を集めることでFPが回復します - スキル「混成魔法」
属性痕のストックを消費して混成魔法を放ち、組み合わせによって効果が変化します - アーツ「血魂の唄」
周囲の敵に血の烙印を付与し、被ダメージを増加させ、攻撃することでHPとFPが回復します
- 特徴
- 執行者
- 特徴
技量と神秘の能力値に優れ、敵に狙われた際の1対1の戦いで真価を発揮するカウンター型のアタッカーです - アビリティ「不撓」
状態異常から回復した際に攻撃力とスタミナ回復速度を高める「活性効果」を得ます - スキル「妖刀」
妖刀を抜刀し、タイミングよく「弾き」を行うことで敵の攻撃を無効化し、刀身が輝くと戦技が強化されます - アーツ「坩堝の諸相・獣」
原初の獣に姿を変え、固有の攻撃を繰り出します。最大HPが上昇し、HPが全回復します
- 特徴
ボス攻略(三つ首の獣)
最初のボスである「三つ首の獣(夜の獣、グラディウス)」は最初の大きな壁となります。このボスを倒さない限り、他のボスに挑戦できません。
- 聖属性武器の活用
三つ首の獣には聖属性が有効で、聖属性攻撃を当て続けると攻撃と防御にデバフが入り、怯みも発生します。光属性の拠点で聖属性武器を入手しやすいです - 火カット率と物理カット率
三つ首の獣は強力な火ブレスと物理攻撃が特徴です。火カットや物理カットを持つ装備を確保することで被ダメージを抑えられます - 「ぬくもり石」の購入
ボス直前のエリアでは、ルーンで各種アイテムを購入できます。特に設置型の「ぬくもり石」はパーティ全体を回復できるためおすすめです - 分裂後の立ち回り
三つ首の獣は3体に分裂します。体力は共有していますが、それぞれが別々に攻撃するため、味 方を範囲攻撃に巻き込まないよう注意し、無理のない範囲で1人1体を相手にするのがおすすめです - 夜の王の弱点属性
ステージラストのボス(夜の王)は、ギミックが多い傾向にあります。ボスの有効属性を把握し、探索段階で属性武器を準備することが攻略の鍵となります