ゲーム用語解説

タンク・ヒーラー・アタッカー|ゲーム用語

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ゲームに登場する用語タンク、ヒーラー、アタッカー(ダメージャー)の違いをご紹介します。

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意味

タンクはゲームにおける防御役や殴られ役です。味方が攻撃された場合、代わりにダメージを受けます。本来攻撃された味方は無傷で済みます。
身代わりになるのが役割のタンク系キャラは、他のキャラに比べ、HP(ヒットポイント、もしくは、体力)や防御力が高いのが望ましいです。

ヒーラーは回復役です。味方のHP(MPなども含む)を回復することができます。
ヒーラーは回復に特化した能力を持っているキャラです。初期状態で回復魔法を覚えているキャラなどもヒーラーと言えるかもしれません。

通常、タンクやヒーラーと呼ばれる役割がある場合、アタッカー(ダメージャー)も存在します。アタッカーには攻撃力が高いなどの特徴があり、攻めるのが得意なキャラといえます。

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タンク詳細

タンクは本質的に、前線のダメージを吸収し、味方が傷つかないようにすることに重点を置く。そのため、タンクは、一般的に、非常に高い体力や防御能力、敵を引き付けるための能力やスキル(挑発など)を持つ。挑発を維持するか、時には完全にかわすこともできる。

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ヒーラー詳細

ヒーラーは本質的に、味方を回復する。特にタンクが全滅するのを防ぐ役割がある。また、味方にシールドを配置したり、デバフ解除(マイナスのステータス効果を削除)したり、バフをかけたり(プラスのステータス効果を付与)、時には敵にデバフをかけたりもするので、多くは、サポート役となる。ヒーラーは回復力が高いが、反面、攻撃に弱い傾向がある。しかし、ゲームバランス上の理由から、タンクほどではないにしろ、そこそこの防御力がある。

アタッカー詳細

DPSとしても知られる。アタッカー(ダメージャー)は移動速度が速く、連続攻撃が可能、もしくは、非常に強力な攻撃を繰り出すことができる。最近では、これらを、継続ダメージとバーストダメージに分けている。アタッカーによる与ダメ(敵に与えるダメージ)は非常に高いが、その反面、防御系の能力に乏しく被ダメが多い。そのため、一度に多くの敵や強い敵を相手にすると倒されてしまう可能性が高い。これを防ぐには、タンクをうまく使う必要がある。

違い

タンクの特徴はHPや防御力が高いことにあります。そして、味方のダメージを肩代わりする能力やスキルを持っています。これは、ゲームでは援護防御などと呼ばれる特殊能力です。

一方、ヒーラーには回復系の能力やスキル(魔法)をもっているという特徴があります。回復量に影響する能力値(例えば魔力など)が高いという特徴もあるはずです。

セット扱い

タンクは身代わりになるという特徴をもつため、ダメージが蓄積しやすいです。放っておくと、すぐに倒されてしまいます。長生きさせるためにはヒーラーの存在が必要です。

タンクの回復

タンクは自身のHPを回復する能力を持っている場合があります。ただ、対象は自分だけで、味方を回復できるケースは稀のようです。

神聖なる三位一体

タンクが敵の攻撃をまとめて受けもち、ヒーラーでタンクを回復しつつ、ダメージャー(アタッカー)で攻撃するというのが、よくあるパターンです。
ダメージャー(アタッカー)、タンク、ヒーラーで組んだパーティーを海外では「The Holy Trinity」神聖なる三位一体と呼んでいるようです。

由来

タンクは英語のtank、ヒーラーは英語のhealerのカタカナ読みです。healには回復という意味があります。tankは、おそらくですが、(液体やガスなどを)蓄えるという意味があるので、ダメージを蓄えるという意味でタンクが使われていると考えられます。