ゲーム感想

Hell Is Usの感想レビュー|プレイ時間は?

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HELL IS US(ヘル・イズ・アス)』はダークな世界観とソウルライクな雰囲気に、独自のバトルシステムと謎解き要素が融合したアクションアドベンチャーゲームです。2025年9月1日にアーリーアクセスが始まり、9月4日に通常版が発売されました。このページではゲームの感想やプレイ時間などをまとめています。

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どんなゲーム?

ストーリーは、主人公レミの現在と過去が交互に描かれる回想形式で進行します。現在時点のレミはなぜか尋問されており、プレイヤーには主人公の正体が不明のまま、ゲームは始まります。人間ドラマが展開されるのはもちろん、ゲームとしてのグラフィックの質は高く、ムービーシーンも魅力的です。フィールドはセミオープンワールドで、森林、湖畔、病院、古代遺跡、洞窟など、景観の種類が豊富でグラフィックも非常に美しいです。至る所にアイテム、ギミック、謎解きが散りばめられており、探索のしがいがあります。

最初は世界観やシステムを理解するのに時間がかかるかもしれませんが、プレイを進めるうちに引き込まれていく構成になっています。なお、日本語音声は実装されていません。

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感想

満足度の高いゲームでした。MAPやクエストマーカーがない中で「自分で考える」探索の面白さ、緻密に作り込まれたMAPデザイン、そして独自の回復システムを持つ完成度の高いバトルシステムなどが魅力です。もちろん合わないプレイヤーもいると思いますし、小さな不満点もあります。ゲーム全体の比率は、謎解きが7割、バトルが3割程度です。以下のような方にはおすすめできそうです!

  • 謎解きが好きな人、得意な人。いろいろ考えたい人
  • ダークで重厚な世界観に没入したい人
  • ちょっと変わったゲームをプレイしたい人

一方で、下記のような人にはオススメできませんが…意外とハマるかもしれませんので、一度体験版をプレイしてみてください。体験版の「扉ギミック」が面白くなっかったら、購入は慎重に検討した方がいいと思います。

  • バトルをメインに楽しみたい人。アクション要素を重視する人
  • 謎解きが面倒に思える人
  • ゲーム内の文章を読むのが面倒な人
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良かった点

  • MAPなし
    「MAPなし/クエストマーカーなし」ですので、親切すぎません。ある意味、放置プレイですが、自分で攻略法を探す楽しみがあります
  • MAPの作り込み
    MAPはありませんが、迷子にならないような工夫があり、ストレスなく探索できます。奥まった場所にも重要アイテムや回復アイテム、NPCが配置されていて、探索のモチベーションが高まります。縦方向の高低差を利用したMAP構造も特徴です
  • バトルシステム
    ドレイン回復やHPバーまでしか自動回復しないスタミナの組み合わせなどが特徴的で、なおかつ、面白さを引き出しています
  • 難易度カスタマイズ
    アクションが苦手でも、自分に合った難易度でプレイできます

気になった点

  • 謎解きの難易度
    謎解きの難易度は高いです。数字を入力するパズルのような謎解きもあります
  • 移動システム
    エリア間のファストトラベル機能はありますが、セーブポイントから飛べるのはスタート地点に戻る一箇所のみに限られています。そのため、一度訪れた場所に再度確認しに戻るときなど、徒歩で移動しなければなりません…(今後のアプデに期待)
  • バトルの物足りなさ
    バトルシステムは高評価ですが、バトル自体は少ないです。ストーリー上のボスは、ほとんど登場しません。敵の種類や武器・装備のバリエーションも、突出して多いわけではありません
  • 難易度カスタマイズ
    アクションが苦手でも、自分に合った難易度でプレイできます

クリア時間

メインストーリーに加え、豊富なサブクエストやお宝探し、そして「タイムループ」と呼ばれる特殊なコンテンツなどがあります。クリア後も世界を探索することができ、アイテム収集や善行の達成を楽しめますので、このようなサブクエストを含めるとプレイ時間は25時間~30時間以上は必要になります。