ゲーム感想

ムジュラの仮面が怖くて難しい|ゼルダの伝説

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Nintendo Switch Online(追加パック)で配信中の64版「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」が怖くて難しいです。この記事では、怖いと感じた部分やトラウマシーン、なかなか解けなかった謎解きなどをご紹介します。

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怖い

全体的に暗くて雰囲気が怖いです。ゲームの舞台は三日後に滅びる世界ですので、一言で言い表すならば終末ダークファンタジーといった感じです。子供向けに発売されたとは思えない不気味さで、むしろホラーのような印象もあります。

血なまぐさい演出があるわけではなく、突然敵が飛び出してビックリするみたいなこともほぼありません(消費アイテムが入っている壺が飛んできたりしますが)。敵は不思議な生き物が多く、独特な存在感はありますが、グロテスクというほどではありません。そういった激しくてわかりやすい怖さはないですが、どことなく怖くて、そこに居続けたくはないような居心地の悪さに満ちています。

謎のデクナッツ

ゲームの最初の最初に、主人公のリンクがデクナッツの姿に変えられてしまいます。振り返ると、何故か大量のデクナッツに囲まれていたりもします。怖すぎます。

仮面

リンクは仮面を付けて様々な姿に変身します。この変身シーンが全くもって穏やかではありません。変身する(仮面をつける)と苦痛を伴うのではないかと思えるほど、痛々しくて怖いシーンになっています。

ギブド

ギブドというミイラの敵が終盤に姿を現します。この敵が怖すぎます。
接近すると、甲高い声の絶叫がSEとして響き、リンクが動けなります(プレイヤーのどんな操作も受け付けなくなる)。すると、あんなにゆっくり歩いていたギブドが瞬間移動してリンクの背後にしがみついてきます。時間経過でリンクが動けるようになるわけですが、早く逃げないと、また絶叫が響いてギブドをおんぶする破目になります。

このギブドという敵は本当にトラウマです。ちなみに、剣で斬って倒しても甦るという厄介な敵でもあります。

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難しい

ダンジョンに仕掛けられた謎が解けなくて同じエリアをぐるぐる回ったり、どこで何をすればいいのかわからなくて行き詰ったりすることが多々あります。

セーブ制限

セーブの方法が特殊です。どんなときでもたいていはセーブできるシステムですが、一度セーブするとリセットしたような状態に戻るため、途中まで進めたダンジョンなどはやり直しになってしまいます。

セーブするとやり直しになるというゲームシステムなので、約54分(ゲーム内では三日間)という時間制限の中でダンジョンの謎を解き、クリアする必要があります。これがかなり大変で、神殿と呼ばれるダンジョンの攻略はかなり厳しいです。ゲーム内時間の進み方を遅らせるワザなどがあるので、難易度は緩和されますが、それでも、攻略サイトなどをみずに一発クリアするのは難しいです。

Switchはいつでもスリープできますし、“どこでもセーブ”という機能があるので、全く気になりませんが、N64でプレイするとなると事情は変わってきます。
64は電源ONかOFFしかないので、進み具合によって、ずっとつけっぱなしにしないといけない状況が発生したりします。そのうち、64を蹴り飛ばしたり、コードに引っ掛かるなどの事故が起きて、結局、進捗は全て消えてしまうというのがよくあるオチです。

謎解き

ネタバレ注意

謎解きはいろいろありますが、わかりにくいのが、ゾーラの水面ジャンプです。よじ登れない高い場所であっても、ゾーラリンクでトビウオのように水面を跳ねれば移動できるということですが、これに気付くまでが結構大変です。この水面ジャンプは最難関のロックビル神殿にも登場し、謎解きだけではなく、アクションの難しさも加わるという二重苦になっています(慣れていないと水面ジャンプが成功しにくいので、この方法で合っているのかが不明になり、さらに悩んでしまう)。