セフィロスの「正宗」についてご紹介します。ファイナルファンタジー7、キングダムハーツ、スマッシュブラザーズなどに強敵として登場するセフィロス。セフィロスは、とても長い日本刀「正宗」を武器にして戦います。一部では、長すぎ、という意見もあるようですが、実は、正宗よりも長い刀が実在します。
公式設定
正宗の長さは、公式設定で「セフィロスの身長よりも長い」となっており、具体的な設定はありません。つまり、セフィロスの身長よりも長ければ何でもいい、ということなっています。そのため、初期のFFⅦ、FFⅦリメイク、FFⅦアドベントチルドレン、スマブラ、キングダムハーツ……などに登場する正宗の長さは、すべて違います。
刀身の長さ
持ち手の部分(柄)、鋭利な部分(刃渡り)などの細かい設定は、もちろんありません。セフィロスの正宗をみると、柄も刃渡りも、普通の刀よりは長くなっている印象です。
セフィロスの身長
正宗の長さの基準となるセフィロスの身長も、実は公式設定がありません。ネットでは、185cm、197cmなどの身長設定がありますが、いずれも公式ではありません。
正宗の長さ
セフィロスの身長が197cmの場合、正宗の長さは197cmよりも長くなります。
セフィロスの正確な身長はわかりませんが、クラウドの身長は173cmです。セフィロスの身長がクラウドよりも低いことはないので、正宗の長さは、確実に173cm以上になると言えます。
長い正宗
キングダムハーツの正宗が異常に長いです。長さは4m(400cm)を超えます。
短い正宗
短いと言っても、230cm前後です。いちおう、初期のFFⅦに登場した正宗は短い部類に入ります。
実在の刀との比較
正宗は長すぎます。しかしながら、日本刀には大太刀など、正宗並みに長い刀が存在しています。とはいえ、通常は、いずれも実戦で使われるような刀ではありません。
物干竿
一般家庭にある物干しざおは、2~3mです。アドベントチルドレンの正宗が3m程度なので、物干し竿を振り回しているようなイメージです。重さは、物干しざおよりは重くなります。
佐々木小次郎が持っていたと言われる刀(通称:物干竿)は、130cm以上と言われています。一般的な日本刀の長さは1m弱です。
太郎太刀
全長3mもある太郎太刀という刀が実在します。
破邪の御太刀
全長4.65mもある破邪の御太刀(はじゃのおんたち)という刀が実在します。
セフィロス強すぎ?
そもそもセフィロスって普通の人間ではなく化け物です。魔法とか魔物とかがいる世界ですので、なんでもいいじゃんよ、という気にもなります。
セフィロスみたいな(いちおう)人間や、強い魔物みたいなのが存在している世界なので、それらと同じように強い武器というのも生まれてくるのだと思います。それを手にすることができるのは最強のソルジャーであるセフィロスだった…、みたいなことだとすると、たまたま正宗という異様に長い刀があって、それをセフィロスが使いこなしたというストーリーを思い描くことができます。
セフィロスは長い刀で戦うスタイルが得意だったということも考えられます。セフィロスは長い刀を好んで使うので、ゼルダのマスターソードみたいな感じで存在している正宗がピッタリだったかもしれませんし、あるいは、誰かに貴重な素材を使って正宗を作らせたのかもしれません。
結局のところ、セフィロスと正宗の間にどんなストーリーがあるのかはわかりません。それでも、いろいろ妄想してみるのも面白いのではないかと思います。