『餓狼伝説スペシャル』は1993年に発売された格闘ゲームです。2025年10月9日にニンテンドースイッチオンラインでの配信が始まりました。このページでは、隠しコマンドや裏技、CPU攻略、各キャラクターの特徴などをまとめています。
隠し要素
本作最強とも言われる隠しキャラ「リョウ・サカザキ」を対戦で使用するには、特定のコマンド入力が必要です。
- ゲーム起動後、メーカーロゴ(TAKARAなど)が表示されている間に、素早く以下のコマンドを入力してください。
- ↓↘→↘↓↙←+X
- 成功すると、タイトルロゴの色が青に変化します。
CPU別攻略
餓狼SPのCPUは非常に手ごわいですが、パターンにハメやすかったりもします。以下では比較的クリアが楽なテリー、キム、ジョーを中心に攻略法を紹介します。
VS 山田十兵衛
- 共通
一人目であればジャンプ小キックやラインB攻撃が簡単に決まるので、そこから連続技へ。 - キム
間合いを離してバックジャンプ飛翔脚をすると十兵衛がジャンプし、背後へ回れるので掴んで投げても良い。
VS キム・カッファン
- 共通
端でバックジャンプ小キックをしていると大の半月斬をしてくるので、簡単に連続技が決まる。 - テリー
小キック → しゃがみA → しゃがみC → Aバーンが良い。
VS チン・ゲンサイ
- 共通
ジャンプBで飛び込み、連続技を決める。 - キム
小パンチで機雷砲を誘い飛翔脚を決めることも可能。
VS アンディー・ボガード
- テリー
いきなりAバーンを決めてダウンさせ接近。足払いを連打し昇龍弾が出たら連続技、ジャンプキックをしてきたらガードして投げを決める。 - キム
小パンチで飛翔拳を誘い飛翔脚。
VS 不知火舞
- 共通
ジャンプBからの連続技が決まる。 - テリー
ガードしてきたらしゃがみC → パワーウェーブを決めすぐに垂直ジャンプをすると、ムササビの舞が来た場合着地時に連続技が決まる。
VS ダック・キング
- 共通
対キムと同じパターンが決まるが、タイミングが遅くなると反撃を食らうので慎重に。 - キム
間合いを計り、しゃがみDの連打だけでも勝てる。
VS テリー・ボガード
- 共通
遠くにCのライン移動をしてきたら、着地時に必ずパワーウェーブをかけてくるのでそこを狙う。
VS ビッグ・ベア
- 共通
遠めで小パンチを放つと飛んでくるので、テリーなら避け攻撃、キムならしゃがみDで倒す。ゲージが赤くなるとファイヤーブレスを吹いてくるので、構えたらすぐにライン移動でよけライン攻撃からの連続技を決める。 - テリー
スーパードロップキックを放ってきた場合は危険なため、確実にいくならしゃがみDでジャンプを誘い小ライジングタックルを決める。赤くなったらしゃがみDキャンセルパワーウェーブ → Dクラックシュートで削る。
VS ジョー・東
- 共通
飛び込むとタイガーキックを出してくるので、遠めでしゃがみパンチを出しハリケーンアッパーを出させてから飛び込み落下時の隙を狙って攻撃する。足払いをガードさせるか近くで出すとスライディングを出してくるので、それを狙って反撃するのも良い。
VS タン・フー・ルー
- 共通
キム戦などと同じパターンが使えるが、バーンナックルは当たらないのでクラックシュートを決める。旋風剛拳を出されると危険なので、赤くなったらむやみに近寄らないようにしよう。
VS ビリー・カーン
- テリー
しゃがみ小パンチで小突きを誘い、すぐに飛び込み大 → しゃがみ小 → しゃがみ大 → 小パワーを決め、その後飛び込んできたら足払いなどを当て気絶させる。赤くなると超必殺技を出してくるので注意。遠めの状態で挑発をすると棒高蹴りをしてくるので、それに足払いを当てても良い。 - キム
小パンチで棒高蹴りを誘い、飛翔脚を決めるのを繰り返す。小半月斬もカウンターで決まる。 - ジョー大のハリケーンを連発し、飛んできたらタイガーキックで撃墜する。
VS アクセル・ホーク
- テリー倒すだけなら近付いて来たところを足払いで転ばし、大のパワーウェーブを連発で決める。
- キム
VSアンディと同じパターンが通用する。 - ジョー
最初は小ハリケーンを連発し、間合いが開いたら大に変えて連発していく。
VS ローレンス・ブラッド
- 共通
VSキムと同じパターンが通用し、上手くいけばそれだけでパーフェクトが取れる。 - テリー
端に追い込み、キャンセル小バーンをガードさせると直後に確実に連続技が決まるため、非常に爽快。
VS ギース・ハワード
- 共通
最も一般的なパターンとしては、遠目からライン飛ばしを連発していくと足払いを放ってきた所に当たるので、それを延々繰り返す。 - キム
タイミングを見計らった垂直ジャンプ大キックが良く決まるので、楽に倒せる。
VS ヴォルフガング・クラウザー
- 共通
ライン移動にしゃがみ攻撃を合わせて連続技を決めていくだけで良い。どちらのラインでも可能だが、確実にいくなら手前ラインで待つ方が良い。 - ジョー
スライディングを連発するだけでも勝てる。
VS リョウ・サカザキ
- テリー
足払いキャンセルパワーウェーブ → 大クラックの連発を決める。 - キム
遠目から飛翔足を出し、着地時に足払いを出せば虎皇拳をよけつつダメージを与えられる。 - ジョー
虎皇拳を小パンチで誘い、スライディングを決めていこう。
キャラクター解説
超必殺技はライフゲージが赤く点滅してから使用可能
テリー・ボガード
- 長所
強力な必殺技(クラック、ライジング、パワーウェーブ)を複数持ち、使い方を覚えれば強力。遠D、下Dのリーチが長く牽制に優れる。攻守ともに強力な対空クラック。 - 短所
気絶値が低い(耐久値14)ため、コンボからの気絶で一気に倒されやすい。動きが遅く、突進技に確反があり丁寧な立ち回りが必要。相手の座高でコンボを切り替える知識が必要。
アンディー・ボガード
- 長所
ガードさせて確反無しの斬影拳、無敵技の昇龍弾、無敵の空破弾など高性能な必殺技。近A×n>近D>強斬影拳の「たかしコンボ」は大ダメージ。苦手キャラが少なく、使い手の力量で試合をひっくり返せる。 - 短所
リーチが短く、斬影拳に頼る状況が多くなりがち。弱技始動のコンボには知識が必要。通常技のリーチが短いため、山田やベアなどリーチの長いコマ投げ持ちが天敵。
ジョー・東
- 長所
高性能飛び道具ハリケーンアッパーを軸とした「飛ばせて落とす」が強力。下Aのリーチが長く、くらい判定が後ろに下がる下B・CD、長大なリーチの避け攻撃など通常技が優秀。投げられ判定が若干後ろにあるため投げられにくい。対空技が豊富(下D、タイガー、避け、潜って下B)。 - 短所
必殺技で締めるコンボがほぼ無く、ダウンは目押しでの下D締めオンリー。下Dしか届かない距離での通常技がなく、下Dを振りすぎがち。凡事徹底が重要。
不知火舞
- 長所
しゃがみ姿勢が全キャラで最も低く、牽制を避けて攻撃可能。超絶威力の無敵技「強龍炎舞」(無補正で42減る)。ムササビの舞が舞ステージだと性能変化し飛び道具対策に使える。 - 短所
ジャンプの空中判定までのフレームが遅く、着地硬直も長いためジャンプが重い。バクステが常時地上判定で投げられ判定が残る。龍炎舞を絡めたコンボが相手のやられ判定に依存するためキャラごとにレシピを覚える必要がある。
チン・ゲンサイ
- 長所
発生1Fの「弱破岩激」による確反能力。2P側チンが密着気味に出すとガー不に変化。投げられ間合いが全キャラ中トップクラスに後退しており投げられにくい。放物線を描く「氣雷砲」を交えた画面端での強力な固め。 - 短所
歩き、ジャンプスピードが全キャラ中最低クラスでリードされると巻き返しが大変。コンボチャンスが作りにくくダメージも低い。攻めの狙いがわかりにくく、プレイヤーの純粋な立ち回り力が求められる。
山田十兵衛
- 長所
煎餅投げと移動投げダッシュ2本で奇襲、近距離はねこじゃらしで攻めるため遠近両対応。立ち・しゃがみ姿勢が全キャラトップクラスに低く、コンボ被害が少ない。画面端のコンボは大ダメージで気絶から気絶へ持ち込める。 - 短所
必殺技が溜め技ばかりで待ち気味になりやすい。気絶値が最低ランク(耐久値13)のため、ワンコンボで気絶させられやすい。ジャンプの横移動距離が短く、ジャンプ攻めが苦手。
キム・カッファン
- 長所
唯一、飛翔脚でジャンプ軌道を変えられるため、対空ずらしや飛び道具持ちに強い。鳳凰脚がガードさせて有利で、遠Aに仕込めば牽制から半分体力を奪える。下Bから下Aに繋げられ、投げと打撃の二択が強力。 - 短所
飛翔脚ガード後に安定反撃技を持つキャラには接近手段が減る。コンボ構成が相手の立ち・しゃがみで変わるため知識が必要。鳳凰脚は投げ無敵が無いため、コマ投げ持ちには反撃されやすい。
ビッグ・ベア
- 長所
ゲーム最大の投げ間合いを誇るベアボンバーが強力。通常技が軒並み判定が強く、大ダメージ。ジャンプスピードが全キャラトップクラス。避け攻撃が唯一終了まで上半身無敵。 - 短所
連続技がほぼ無く、弱技始動の連続技がないため、ちょっとした隙に入れられるダメージが少ない。下段のリーチが短く遅い。スライディングで安定対空されるジョー、十兵衛が天敵。
ダック・キング
- 長所
足の速さと弱通常技の有利フレームを活かした地上戦。小足×nからヒット確認してコンボが可能で、投げと打撃の2択が強力。ベアボンバーと同等の投げ間合いを持つブレイクスパイラルの威力と決めた後の状況の良さ。 - 短所
ジャンプの軌道が高く、低姿勢技を潰せない。必殺技が軒並みバクステに弱い。通常技の攻撃判定の持続が短く、置き牽制に向かない。常に歩き回って触りにいくことが大事。
タン・フー・ルー
- 長所
リーチは短いが通常技の判定は強く、相手の牽制に打ち勝ちやすい。強の必殺技をコンボに組み込めるため、ワンチャンスから一気に気絶に持っていきやすい。昇りJAでスラ対空を潰せる。 - 短所
気絶値が全キャラで最低クラスの13で、一回のコンボで気絶しやすい。超必殺技の旋風剛拳が使いどころがほぼない。通常技の攻撃判定の高さが低い技ばかりで、ビリーの牽制に無力。
ビリー・カーン
- 長所
棒を使用した通常技の先端に食らい判定がなく、立ち回りで圧倒可能。超火炎旋風棍が出が早く膝上無敵で、対空や連続技に用途が広い。近距離認識間合いが広く、出が早くて隙の少ない近Cを暴れで使える状況が多い。 - 短所
連続技でダウンを取れるのが旋風棍か超火炎くらいでダメージが今一つ。近距離認識間合いが広すぎて、遠Aを使いたいのに近Aが出てしまう。飛び道具への対抗策が少なく、クラウザーやジョーにはジリ貧になりがち。
アクセル・ホーク
- 長所
立ち・しゃがみモーションで食らい判定が大きく異なるため、足払いを立ちモーションでスカして刺し返すのが得意。避け攻撃のリーチが全キャラ一。ジャンプが非常に速く対空で落とされにくい。 - 短所
足が遅く、身長が高く、腹部にカウンター判定があるなど基本性能が劣悪。必殺技を絡めた連続技でダウンを取れるのがスマッシュボンバーしかなく、ダウン後の仕切り直しが苦手。通常投げがなく接触投げのみのため、投げで気絶値を稼げない。
ローレンス・ブラッド
- 長所
リーチが非常に長く出の早い遠Dなど、相手のリーチの外から攻撃可能。一部のライン移動は攻撃判定ありでガード不能。攻撃判定が出るまで上半身無敵の近距離B、Dが対空、割り込みに幅広く使用可能。 - 短所必
殺技がガードさせて攻めを継続することが苦手で、ヒットしても反確だったりとピーキーな性能。ジャンプがティッシュジャンプで空中接近がほぼ不可能。必殺技を含めて単発技ばかりで、ガンガン攻めるのが苦手。
ギース・ハワード
- 長所
唯一空中から飛び道具を出せる。中段、上段共に発生1Fの当身投げが優秀。烈風拳の回転力が高く、ジョーやビリー等の上位キャラにも優位に立ち回れる。 - 短所
連続技に必殺技を組み込みにくく、レイジングストーム締めでしか連続技でダウンが取れない。低姿勢のキャラへのコンボ火力が伸び悩む。突進技がなく、ジャンプも緩やかなので攻めるのは苦手。
ヴォルフガング・クラウザー
- 長所
ブリッツボールの硬直が全飛び道具の中でもトップクラスに短く、弾で圧倒できる。中段当身投げがギースの当身よりも硬直が短く、発生1Fでかつ当身判定が前にせり出すので使いやすい。ライン移動が全キャラの中で最も出が早い。 - 短所
頭部カウンター判定があり、ジャンプ攻撃を食らうと通常よりも多くダメージを受ける。無敵技がないため、対空技の使い分けが必要。ダウンを取れる必殺技が少なく、低姿勢のキャラへのコンボがほぼない。
リョウ・サカザキ
- 長所
飛び道具の硬直が全キャラ一短い。ジャンプの出掛かりモーションが膝上無敵。ガード不能技「龍虎乱舞」。 - 短所
ダウンを取れる連続技が密着でビルドアッパーを直当てくらいしかない。ビルドアッパーが3段目以外ダウンを取れないため、微妙な距離での仕切り直しに使える技が少ない。
共通コマンド
コマンドはキャラクターが右向きのときのモノとなります
名称 | コマンド | 備考 |
---|---|---|
バックステップ | ←← (または →→) | |
挑発 | 相手から離れた状態で強パンチ | |
ライン移動 | 弱パンチ + 弱キック(同時押し) | |
ライン移動攻撃 (低ジャンプ攻撃) |
弱パンチ or 強パンチ | |
ライン移動攻撃 (高ジャンプ攻撃) |
弱キック or 強キック | |
別ライン飛ばし攻撃 | 強パンチ + 弱キック(同時押し) | |
避け攻撃 | ガード体制から ←(or →) + 弱パンチ | |
投げ | ←(or →) + 強パンチ | コマンド入力の投げ技があるキャラもいる |
裏技と小ネタ
- 離れて空中投げ(山田十兵衛)
十兵衛を選び、ビッグ・ベア、ローレンス、ギース、リョウ・サカサギのうちいずれかを選んで同時にジャンプし、十兵衛側がAボタンを押すと、どれだけ離れていても空中投げが決まる。 - ポーズ中にパワーをためる(ビッグ・ベア)
ビッグ・ベアで対戦中ポーズをかけ、5秒以上強キックボタンを押し続ける。ポーズ解除後にボタンを離すと、押していた時間に応じて威力が高い「スーパードロップキック」を出せる。 - 動きが遅くなる(リョウ・サカザキ)
リョウ・サカザキを出現させ、ライセンスモードでリョウを選び、相手にトドメを刺すときに投げ技を使って倒すと、次の試合からキャラクタの動きが遅くなる。 - ライン間にハマる(山田十兵衛)
十兵衛を使って三闘士ステージで対戦。Aボタンを5秒~19秒間押し続け「大いずな落とし」が出せるようにする。ライン飛ばし攻撃を決めた直後にAボタンを離し「大いずな落とし」を決めると、手前と奥のラインの中央に相手がハマり、相手が動けなくなる。