ゲーム感想

StafferCaseの感想・レビュー【ステッパーケース・超能力推理アドベンチャー】

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Staffer Case(ステッパー・ケース):超能力推理アドベンチャーは、超能力が存在する世界を舞台にした推理アドベンチャーゲームです。プレイヤーは探偵となり、超能力が絡んだ事件の真相を解き明かしていきます。超自然的な力が登場するということで、推理小説のジャンルでいうところの特殊設定ミステリーです。2025年5月29日には、任天堂Switch版が発売される予定です。この記事では、ゲームの感想/レビューだけではなく、あらすじなども紹介しています。

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レビュー・感想

超能力という設定がしっかり活かされていますので、推理アドベンチャーゲームとしての完成度が高いです。ストーリーや世界観、キャラクターなどが特に高評価のポイントで、全体的に素晴らしい作品だと思います。逆転裁判シリーズへのリスペクトが感じられる点もいいですね。おすすめの推理ゲームです。

良かった点

  • ストーリー
    一貫したテーマ、練られた構成、衝撃的な展開などがGOODです!
  • 世界観と雰囲気
    超能力が存在する1960年代ロンドンの退廃的で魅力的な世界観や、それにマッチしたBGMも高評価のポイントです
  • キャラクター
    主人公チームのメンバーや各章の登場人物が個性的で魅力的です
  • 推理の面白さ
    超能力という要素がありながらも、ロジックに基づいたフェアな推理が楽しめる!矛盾を突きつける爽快感もあります
  • コスパ
    無料で1章と2章がプレイできます。製品版も手頃な価格設定です

懸念点・微妙だった点

  • ゲーム難易度
    推理ゲームとしての手応えはやや薄い/簡単すぎると感じるかもしれません。あるあるかもしれませんが、調査パートが作業に思えてしまうかもしれないです
  • 操作性
    推理パートでの証拠品の選択やピン留めのシステムが分かりにくい、操作しにくい
  • 翻訳
    一部の日本語訳に違和感がある、文脈がおかしい箇所がある(ゲームプレイに大きな支障はない)
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ストーリーと世界観

  • 1960年代のロンドンを舞台に超能力者が存在する世界観
  • 超能力はマナと呼ばれ、能力者・ステッパーは危険度別に管理されている
  • 主人公は超能力を持たない探偵。ステッパーの力を借りながら事件を解決していく
  • 全5章構成。物語が進むにつれて世界観やキャラクターの背景が明らかになっていく
  • ダークなシナリオ。事件の真相はビターな結末を迎えることが多い
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ゲームシステム

  • 現場調査、関係者への聞き取り、証拠と証言の矛盾点の指摘、最終推理という流れ
  • 超能力を駆使した捜査が特徴。振動感知や痕跡の可視化などの能力を活用する
  • 推理パートでは、証拠品と証言を突き合わせ、矛盾点を指摘することで真相に迫る
  • ゲームの難易度は易しめ。推理に詰まってもヒント機能が使える

スピンオフ

同じチームが開発した『Staffer Reborn』というスピンオフ作品があります。こちらは1960年代のアメリカが舞台です。Staffer
Caseほどのボリュームはありませんが、その分、お手頃な価格で購入できます。